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「いるさっ!ここにひとりな!」 ドーモ、No Name Ninja COBRAデス。CD&D私家翻訳モジュールキャンペーンのDMや、D&D5版で遊んでます。ウェンディーズTRPG「Feast of Legends」私家翻訳やTORG忍殺再現などもやってました。
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私家翻訳したCD&DのB1モジュール卓も明日で3回目になる予定ですが
TRPGシナリオ的な物語性がなかった時代の産物で、
PC達は財宝探しにダンジョンアタックしては、
ダメージやリソースの回復の為にビバークするかダンジョン外に出る繰り返しというOSRスタイルそのものなので、
PT構成メンバーの出入りも割と柔軟という利点があるなと気づきました。

続き物キャンペーン進行だとスケジュール設定後に急な参加者都合で欠席となった場合、
私がGMの場合は折角時間を合わせて下さった出席可能な方を優先するので
「続行!」判断なわけですが。(最終回でもなければ)
ゲーム世界内ではダンジョン内や旅程で唐突にPCがいなくなる、
もしくは居る状態と仮定しても全く行動発言しなくなるわけです。
(急遽欠席となったPLさん側がNPC的に呪文をとなえたりしてもOKと言ってくださる事もあるのですが、
「フォーチューンの海砦#プレイヤー交代事件」みたいなのは私は嫌なので、無言無行動としてGM対応してます。)


卓やキャンペーンは複数人でのナラティブ故に楽しいのがTRPG利点であって、
GM作成物語のリプレイ生成手段であってはいけないと私は思ってます。
なので、シナリオライターなりGMが敷いた一本道線路があった場合、
TRPGとしての柔軟性や娯楽を大きく損なう可能性もあると私は考えています。


その辺、私はキャンペーンも舞台設定とフックを提示する箱庭展開が好きです。
(最終的には箱庭は「PCの所持する各国間や次元世界」規模サイズになりますがw)
オープンワールドというゲーム用語ができる前からこのスタイルです。


前回卓がそうだったのですが、OSRダンジョンは「シナリオ」的でないが故に、
PLさんが早上がりしたい場合も、外出で1時間遅れて中途から参加という場合も柔軟対応できました。
でも、これってオンラインのネトゲでは割と普通な感じでもありますよね。


TRPGよりは後発であるCRPGダンジョンでPT構成を変えてアタックしたり、適宜にセーブして切り上げたりはアタリマエな仕様ですが、逆に原点に近い仕様である事を再確認しました。


キャンペーン運営するGMはスケジュール調整も大きな負担になりがちなのですが、
OSR時代のモジュールはPC=PLの参加時間帯も割と柔軟なことのメリットもそれなりにあることを感じました。


考え直すとオールドスクール時代のシステムにはPCの背景設定だのゴチャゴチャしたものもありませんし、
3d6を6回ふって能力値を決めた後は買い物してスタート可能なのでビギナーが参入する敷居自体が高くありませんでした。
それは今現在においてもシステム的に軽量であることを意味しますし、
システムもモジュールも古典TRPGに興味ある方は気軽に参加が可能な環境だったのだなとあらためて思いました。

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