「いるさっ!ここにひとりな!」 ドーモ、No Name Ninja COBRAデス。CD&D私家翻訳モジュールキャンペーンのDMや、D&D5版で遊んでます。ウェンディーズTRPG「Feast of Legends」私家翻訳やTORG忍殺再現などもやってました。
というわけで、プレイした日の間隔は1カ月以上経過した形でしたが2日に渡って
D&D Adventurers League「Curse of Strahd」の「Death House」を遊んだわけですが
>D&D Launch Event "Death House" 参加用キャラビルド その1
http://nstorg.blog.shinobi.jp/dungeonsdragons/d-d%20launch%20event%20-death%20ho
>D&D Launch Event "Death House" 参加用キャラビルド その2
http://nstorg.blog.shinobi.jp/dungeonsdragons/d-d%20launch%20event%20-death%20ho_13
>D&D "Curse of Strahd"「Death House」正に「死の館」
http://nstorg.blog.shinobi.jp/dungeonsdragons/d-d%20launch%20event%20-curse%20of
プレイしてみながら感じた事をメモ。
ビルドは兎も角、「キャラクター」付けというものをどうすればいいのか?がやってみてまた解らなくなった。まあ今回のシナリオ「Death House」に限った事とかもあるかもしれないが。
>Curse of Strahd is here!
http://dndadventurersleague.org/curse-of-strahd-launch-event-window-closing/
>D&D Adventurers League Player’s Guide and new DMs Guide
http://bit.ly/AL_CoS_V4
>Death House and the D&D Adventurers League
http://dndadventurersleague.org/death-house-and-the-dd-adventurers-league/
>Curse of Strahd: Character Options
http://media.wizards.com/2016/downloads/DND/CoS_Character_Options.pdf
>Death House and the D&D Adventurers League 英語版シナリオPDF
http://media.wizards.com/2016/downloads/DND/Curse%20of%20Strahd%20Introductory%20Adventure.pdf
「Death House」ネタバレ含む導入諸々について以下書きます。
PCはそれぞれストラード伯からの招待状が届いて、訪問した村って設定。
その手紙のハンドアウトPDFは英文だけどこれね。
http://media.wizards.com/2016/downloads/DND/CoS_Handouts.pdf
これはまあいいや。昔なら「行きたくないです。」って言いだすPLが居たかもしれないけど、そういうめんどくさい奴は放置する位でも現在ではマナー。
そして霧に巻かれてレイブンロフトへ。
とある村にパーティーが着くと、村人が一人もおらず霧がどんどん濃くなる。
まあこういう強引な導入もこれまでのモジュールにもあった。「アンバー館」とかね。
その次が問題。
DMが実際に見せてくれたんだけど、
下記の絵の子供達が出てきて助けを求めるって流れ・・・
c 1995-2016 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.
もう何処からツッコミ入れればいいのかってWWW
すっとぼけでメタ的に「ドラウですか?」とかまで言ってもみたが、流石に怪しすぎるっしょ!
で、この子達が助けを求めてくる訳なんだけど、そこでアライメントやロールプレイ的には、どうしたもんなんだろうなあと徐に思う訳です。
レイブンロフトってのはざっくり言えば「悪が力を持つ世界」なので、他のキャンペーンワールドみたいにエピックファンタジー的な英雄行為をPCがするとは限らない事が前提であり、それが味ともいえる。
3版や4版と違って、ケイオスアライメントPCも許された5版だからこそ、レイブンロフトも帰ってきたという風にも自分は解釈している。
だから自分のキャラビルド時に凄く悩んだ。
悪堕ちしていくキャラっていうものをD&Dでプレイする滅多にない機会でもあるのだ。
なんだけど、それをパーティー協力が必須な形で進んで行くD&Dで果たしてやっていいものなのか?ってのが自分の中ではあって、結局、レイブンロフトで生き延びやすいであろうクレリックを選び、アライメントは柔軟性を持たせるためにニュートラルグッドにした。
ところが始まってもみれば予想通り、探索や謎解きを進めて行く為には「鍵をあける」とか「家探し」は重要というか必須な行為となる。
いうなれば、パーティーが生き残る為には多少の汚れ役的なローグがいてくれる事も必須で間違いないと思う。
そして始まって途端に「子供が助けを求めている事への同情」を誘導に使用した一方で
オチにも関わるレベルでのネタバレなのだが、極端な結果だと下手すればPVP状態にもなりかねない事が待っている。
弱者への助力と、利己主義での仲間の殺傷という全く噛みあわない要素が1本のシナリオの中で起きるというのはあまりにも不自然ではなかろうか?
シナリオ展開の殆ど、特にクライマックスが言わば利己的に活動した方が相当有利というのはレイブンロフトだからねとか、サバイバル重視のダークサンだからね、って言いきるのならまだしも
導入は倫理やヒューマニズムに依存てのはあまりにPLのお約束頼みの御都合すぎねえかと。
子供を助けようとしていたPCが自らの命の為に仲間を見捨てる程に真逆と言って良いレベルに追いつめられることがホントにレイブンロフトだからこその狂気なのだろうか?と。
クトゥルフ神話TRPGは確かにキャラロストは多い。
でも、SANチェックに失敗した結果、仲間で殺し合って結果は全滅なんてホントに救いのない展開とかはそうは無いんじゃない?
ただ単に「Death House」がシナリオとして導入とラストが「雑」で錬れてない!って事だけなら、まあそう言う事なんだろう。
でも、Launch Event用のシナリオとして公開配布され、多くの人がこれに触れた場合はAD&D1st時代のレイブンロフトを知ってるけどプレイする機会に恵まれなかった日本人の俺だけじゃなくて、今日日の若い人達にとっても初めてのレイブンロフトが「こういう導入とラストで求められるものが真逆な位にバラバラなのか?」って印象を持つ可能性もあるって話。
AD&D1st時代のレイブンロフトは1983年という相当前のものなので若い人はそれで遊ぶ機会は多分に少ないだろう。
そしてレイブンロフトがヒットしたのはD&Dでゴシックホラーという世界観の魅力に加えて、筆者がトレイシー&ローラ・ヒックマン夫妻の文筆力量が大きかったのではと思う。
「Death House」は前半のホラー的な演出の雰囲気は良かったので勿体ないのと、もっと上手いNPCの子供達の活用方法もあったのでは?と思ったり。
・・・ふと思ったんだけど、アメリカだと子供達怪しんでいきなり攻撃って行動するPLが多くて・・・ってフックなのかな?とも思ったけど、シナリオPDFのパート英文にざっくり目を通してみたが、そんな事は無かったぜ。
じゃあ尚更、元々のシナリオがやっぱ雑なんだなって英文読んで確認できた。
そういえばAdventurers Leagueプレーヤーガイドでフォーゴットンレルムの5つの勢力の何れかに所属する事が推奨されてて、それらの行動方針を見るに悪逆非道みたいなのは別に無いから、基本はフォーゴットンレルムでのエピック行動推奨なのかねえ?
でもさー、そもそもこれレイブンロフトなのよね。
逆にフォーゴットンレルムに固執する事から解放されて当然なんじゃないの?とか。
結局「ロールプレイング」ゲームなのに、キャラを立てるという最初の作業に非常に重要なファクター方針がブレブレなアウトプットだったり、肝心な箇所の詰めが甘いから、こういう違和感がでちゃうのかなあとか。
まあ発行されてる新作シナリオとか買って眺めてみれば方針も徐々に理解できるのかもしれないけど、
>April Curse of Strahd Modules
http://dndadventurersleague.org/april-curse-of-strahd-modules/
ファーストインプレッションがこうだった後だと逆に英文モジュールに金払ってまで・・・って感じが正直してしまう。
プレビュー版も無いし、5版レイブンロフトの関連レビュー(当然、英文)とかをWeb上で探してみるとかしかないのかなあと。
D&D Adventurers League「Curse of Strahd」の「Death House」を遊んだわけですが
>D&D Launch Event "Death House" 参加用キャラビルド その1
http://nstorg.blog.shinobi.jp/dungeonsdragons/d-d%20launch%20event%20-death%20ho
>D&D Launch Event "Death House" 参加用キャラビルド その2
http://nstorg.blog.shinobi.jp/dungeonsdragons/d-d%20launch%20event%20-death%20ho_13
>D&D "Curse of Strahd"「Death House」正に「死の館」
http://nstorg.blog.shinobi.jp/dungeonsdragons/d-d%20launch%20event%20-curse%20of
プレイしてみながら感じた事をメモ。
ビルドは兎も角、「キャラクター」付けというものをどうすればいいのか?がやってみてまた解らなくなった。まあ今回のシナリオ「Death House」に限った事とかもあるかもしれないが。
>Curse of Strahd is here!
http://dndadventurersleague.org/curse-of-strahd-launch-event-window-closing/
>D&D Adventurers League Player’s Guide and new DMs Guide
http://bit.ly/AL_CoS_V4
>Death House and the D&D Adventurers League
http://dndadventurersleague.org/death-house-and-the-dd-adventurers-league/
>Curse of Strahd: Character Options
http://media.wizards.com/2016/downloads/DND/CoS_Character_Options.pdf
>Death House and the D&D Adventurers League 英語版シナリオPDF
http://media.wizards.com/2016/downloads/DND/Curse%20of%20Strahd%20Introductory%20Adventure.pdf
「Death House」ネタバレ含む導入諸々について以下書きます。
PCはそれぞれストラード伯からの招待状が届いて、訪問した村って設定。
その手紙のハンドアウトPDFは英文だけどこれね。
http://media.wizards.com/2016/downloads/DND/CoS_Handouts.pdf
これはまあいいや。昔なら「行きたくないです。」って言いだすPLが居たかもしれないけど、そういうめんどくさい奴は放置する位でも現在ではマナー。
そして霧に巻かれてレイブンロフトへ。
とある村にパーティーが着くと、村人が一人もおらず霧がどんどん濃くなる。
まあこういう強引な導入もこれまでのモジュールにもあった。「アンバー館」とかね。
その次が問題。
DMが実際に見せてくれたんだけど、
下記の絵の子供達が出てきて助けを求めるって流れ・・・
c 1995-2016 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.
もう何処からツッコミ入れればいいのかってWWW
すっとぼけでメタ的に「ドラウですか?」とかまで言ってもみたが、流石に怪しすぎるっしょ!
で、この子達が助けを求めてくる訳なんだけど、そこでアライメントやロールプレイ的には、どうしたもんなんだろうなあと徐に思う訳です。
レイブンロフトってのはざっくり言えば「悪が力を持つ世界」なので、他のキャンペーンワールドみたいにエピックファンタジー的な英雄行為をPCがするとは限らない事が前提であり、それが味ともいえる。
3版や4版と違って、ケイオスアライメントPCも許された5版だからこそ、レイブンロフトも帰ってきたという風にも自分は解釈している。
だから自分のキャラビルド時に凄く悩んだ。
悪堕ちしていくキャラっていうものをD&Dでプレイする滅多にない機会でもあるのだ。
なんだけど、それをパーティー協力が必須な形で進んで行くD&Dで果たしてやっていいものなのか?ってのが自分の中ではあって、結局、レイブンロフトで生き延びやすいであろうクレリックを選び、アライメントは柔軟性を持たせるためにニュートラルグッドにした。
ところが始まってもみれば予想通り、探索や謎解きを進めて行く為には「鍵をあける」とか「家探し」は重要というか必須な行為となる。
いうなれば、パーティーが生き残る為には多少の汚れ役的なローグがいてくれる事も必須で間違いないと思う。
そして始まって途端に「子供が助けを求めている事への同情」を誘導に使用した一方で
オチにも関わるレベルでのネタバレなのだが、極端な結果だと下手すればPVP状態にもなりかねない事が待っている。
弱者への助力と、利己主義での仲間の殺傷という全く噛みあわない要素が1本のシナリオの中で起きるというのはあまりにも不自然ではなかろうか?
シナリオ展開の殆ど、特にクライマックスが言わば利己的に活動した方が相当有利というのはレイブンロフトだからねとか、サバイバル重視のダークサンだからね、って言いきるのならまだしも
導入は倫理やヒューマニズムに依存てのはあまりにPLのお約束頼みの御都合すぎねえかと。
子供を助けようとしていたPCが自らの命の為に仲間を見捨てる程に真逆と言って良いレベルに追いつめられることがホントにレイブンロフトだからこその狂気なのだろうか?と。
クトゥルフ神話TRPGは確かにキャラロストは多い。
でも、SANチェックに失敗した結果、仲間で殺し合って結果は全滅なんてホントに救いのない展開とかはそうは無いんじゃない?
ただ単に「Death House」がシナリオとして導入とラストが「雑」で錬れてない!って事だけなら、まあそう言う事なんだろう。
でも、Launch Event用のシナリオとして公開配布され、多くの人がこれに触れた場合はAD&D1st時代のレイブンロフトを知ってるけどプレイする機会に恵まれなかった日本人の俺だけじゃなくて、今日日の若い人達にとっても初めてのレイブンロフトが「こういう導入とラストで求められるものが真逆な位にバラバラなのか?」って印象を持つ可能性もあるって話。
AD&D1st時代のレイブンロフトは1983年という相当前のものなので若い人はそれで遊ぶ機会は多分に少ないだろう。
そしてレイブンロフトがヒットしたのはD&Dでゴシックホラーという世界観の魅力に加えて、筆者がトレイシー&ローラ・ヒックマン夫妻の文筆力量が大きかったのではと思う。
「Death House」は前半のホラー的な演出の雰囲気は良かったので勿体ないのと、もっと上手いNPCの子供達の活用方法もあったのでは?と思ったり。
・・・ふと思ったんだけど、アメリカだと子供達怪しんでいきなり攻撃って行動するPLが多くて・・・ってフックなのかな?とも思ったけど、シナリオPDFのパート英文にざっくり目を通してみたが、そんな事は無かったぜ。
じゃあ尚更、元々のシナリオがやっぱ雑なんだなって英文読んで確認できた。
そういえばAdventurers Leagueプレーヤーガイドでフォーゴットンレルムの5つの勢力の何れかに所属する事が推奨されてて、それらの行動方針を見るに悪逆非道みたいなのは別に無いから、基本はフォーゴットンレルムでのエピック行動推奨なのかねえ?
でもさー、そもそもこれレイブンロフトなのよね。
逆にフォーゴットンレルムに固執する事から解放されて当然なんじゃないの?とか。
結局「ロールプレイング」ゲームなのに、キャラを立てるという最初の作業に非常に重要なファクター方針がブレブレなアウトプットだったり、肝心な箇所の詰めが甘いから、こういう違和感がでちゃうのかなあとか。
まあ発行されてる新作シナリオとか買って眺めてみれば方針も徐々に理解できるのかもしれないけど、
>April Curse of Strahd Modules
http://dndadventurersleague.org/april-curse-of-strahd-modules/
ファーストインプレッションがこうだった後だと逆に英文モジュールに金払ってまで・・・って感じが正直してしまう。
プレビュー版も無いし、5版レイブンロフトの関連レビュー(当然、英文)とかをWeb上で探してみるとかしかないのかなあと。
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