「いるさっ!ここにひとりな!」 ドーモ、No Name Ninja COBRAデス。CD&D私家翻訳モジュールキャンペーンのDMや、D&D5版で遊んでます。ウェンディーズTRPG「Feast of Legends」私家翻訳やTORG忍殺再現などもやってました。
『D&Dスターター・セット:竜たちの島ストームレック』ですが、
PLでの完走後にシナリオを読んでみたところ、
スターターにしては戦闘回数や脅威度バランス、NPCの多さによるDMとPLへの負荷など気になる点が多々散見できました。
そこで「このモブ、9人も居る必要ある?」という状態のNPCを整理し、
もう少しだけヒロイックに遊べる様に調整をしてみようかと思いL2スタートとしてみました。
募集開始当日に5名枠の参加希望が埋まり、事前にPCクラス相談などをコミュニティ内スレッドで済ませておき、
昨夜にDMを務めました。
--以下メモ--
「舞台の島には(ネバーウィンターから)航海を何日位しますか?」との質問が。
事前にクラス選定の参考にする公式Webゲームブックや
イベントの10分試遊卓用の「ストームレック島への海路」にも日数は明記されていない。
海上の移動は風の強さや風向きに左右されるため、数日位は平気でずれが生じるし、
島の形状からして島の東にあるソードコーストから一旦沖に出て、迂回して入り江に入らなければいけない。
其の点は数日かかる的に説明すれば済む話だ。
其れより重要なのは海難島の名前には理由があり、航路では危険個所を迂回する必要があるという説明に結び付けた。
竜安寺のMAPが不必要に広い一方で、5人予定のPC人数分に部屋もベッドも足りないのはどうかと思うw
モブは名前も全員は出さず、NPCは3人に絞り込んだ。そしてPL時にも思ったが、結果的に2人で十分かも。
大まかなルート分岐が3本あるが、PCからの質問に答える形でそれぞれの情報を提供。
これらはミニシナリオとして分割使用してしまう事も可能だ。
だがL3用の最終冒険の前にはそれなりに装備が必要だろう。
またシナリオには遭遇事例も書かれているので戦闘を増やして引き延ばそうと思えば倍くらいにはできるような気もした。
今回卓ではPT内相談で行動方針を順序だてて確定頂いた御蔭でスムーズに進捗。
敵の事前情報入手や受動感知で危険を回避する判断をされた形で2回分の戦闘をしないで済んだ。
個人的には、回避できた戦闘はそもそもPLとして参加した際にも不要な様にも思っていたので、
これ位の遭遇数バランスで良いと思う。
また戦闘解決だけでなく、ローフルグッド的な積極的行動に対しては、情報提供で応えた。
それにより敵との戦闘に際しても危険を回避して有利な形で対応可能な展開となった。
結果的に4幕の内、2幕を初日だけでクリアできた。
ちなみに戦闘の歯ごたえと時間経過は個人的には無関係と思っている。
CD&Dの赤箱時代には敵味方の双方がレベルが低いと命中せず時間ばかりがかかり、命中した途端に大ダメージで形成が確定してしまう展開も多くみられた。(その点は慣れや工夫で何とでも調整はできるのだが。)
つまり
「敵に命中しない」「敵の数がやたらいる」
「敵ヒットポイントが多くてなかなか戦闘終了せず、
時間ばかりかかって爽快感が得られない」
時間ばかりかかって爽快感が得られない」
というのは歯ごたえ側に感じず、むしろグダってしまう危険性が高い。
今回はL2スタートしてみて呪文やフィーツが戦闘の早期解決に勿論効果があった。
一方で、ビギナーの方にいきなりL2でビルドして頂くのが負荷になるのも鑑みた場合、
(テンプレから選択頂くのが一番スムーズだと思う。)
「遭遇数と敵の数を『減らす』」調整が有効だと思った。
ACやイニシアチブ的にはL1用の敵が工夫されているとも思ったが
「コレ、3体も必要か?」ということ。
クリーチャーのバリエーションを見せるためか遭遇数を欲張っているのなら、
せめて数は減らそうぜと。
せめて数は減らそうぜと。
(ちなみにストームレックのシナリオは、訪問順によってレベルが変わりえるので、
その際は敵を「増やす」事で調整するガイドが明記されている…。)
その際は敵を「増やす」事で調整するガイドが明記されている…。)
私もL1スタートでクリアした経験者なので、L1スタート自体に無理はないと思う。
ただ卓時間を速やかにするためにも「敵の数を減らす調整が有効そう!」という結論に達した。
|
PR
プロフィール
HN:
COBRA
性別:
男性
趣味:
TRPG、アニメ、映画鑑賞、コミック
カテゴリー
最新記事
(11/17)
(11/12)
(11/11)
(11/10)
(11/09)
リンク
TORG Kickstarter