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「いるさっ!ここにひとりな!」 ドーモ、No Name Ninja COBRAデス。CD&D私家翻訳モジュールキャンペーンのDMや、D&D5版で遊んでます。ウェンディーズTRPG「Feast of Legends」私家翻訳やTORG忍殺再現などもやってました。
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(【注意】今後、新規に私COBRAがDMを務めるCD&D卓に参加希望をされる方はネタバレになる可能性もあります。)

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これまで赤箱、青箱などの各レベルに即した公式モジュールのセッションを続ける形や、 オリジナルの緑箱戦乱キャンペーンを続けてきました。 多くのPLさんが自由にPCを持込みできる事を意識し、時系列はガバガバでやってはきたのですが、 領地運営での資源管理などもあると、そのメンバーに関してはそうも行かなくなってきたので、 ちょっとメモ的な年表を起こしてみようかと。 (リプレイとかも残ってはいますが) 公式にはラス・オブ・ジ・イモータル年表や、プア・ウイザード・アルマナックもありますが、それらを今後のキャンペーンでは参考にする個所もありつつも、 「我々のキャンペーンワールド」なのでPC達の活躍で世界も未来も大きく変わります。 既に温泉キャンペーンではファイブシャイアはスリーシャイアです。 ダロキン国境も変わっています。 http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/0c1d99c8abcf6d8bc0f0a9e733a9aecb/1503258932 歴史を創るのは今を生きる人々であって、TSR時代のイモータルどもの思惑なんか、しったこっちゃあないのです。 というのもラス・オブ・ジ・イモータルのシナリオを訳したり、概略を掴むと、衝撃の事実(?)は続くのですが、 この展開はミスタラにとって良い事なのか?という感じが強いです。 X10やWotIの導入には「世界観に影響を与えるので使用上の注意」が書かれてますが壮大な話はやってみたくはなりますよね。 一方で「公式がこうとか言われてもなあ…」とも私は思ってしまうのです。 一通りのGAZを出した後、TSRがAD&Dシフトを行う商売上の都合や、飽和状態になったミスタラを一旦、シャッフルしてもう半荘って意図とかも読めなくはないのですが。 パイオニアである「冒険者」にとっては、既にギチギチに国境線が引かれた後に開拓するとか窮屈で仕方ないし。 ダロキン議員でも1世代しか開拓地を借りれない=墾田永年私財法や三世一身法以降の狭い世界になってしまっているので、一旦、大戦争で線を引き直しちゃえとか、イモータルガーって強引な手段、そして新世界って流れを作りたかったのだろうと思います。 でも、それってPC=PL達がコツコツ作って来た世界を破壊するのも同時に起きてしまうって事をローレイン・ウィリアムズ経営下のTSRは全く気にしなかった。そしてアーンソンやガイギャックスごと、彼らがコツコツキャンペーンで構築してきたブラックムーアやグレイホークを徐々に締め出し、お仕着せ&エド・グリーンウッドの創作側がベースになっていってしまって版が変わればコロコロ設定まで変わってしまうフォーゴトンレルムにシフトさせようとした大人の事情に対してはWrath of the COBRAなのです。 CD&Dやミスタラ自体がAD&Dシフトが上手くいかず衰退したのは経営判断ミスや、ユーザーをないがしろにした販売側の増長が原因だと思います。 プア・ウイザード・アルマナックのカバーイラストなんてラリー・エルモアが描いたウルフガーの転用だったりで、全くやる気がない事が表紙からして一発で判るし。客を舐めすぎ。 TSR経営は一次的に拝金主義&粗造乱造で上向くものの、 結局は致命レベルな100万冊の返品の嵐で債務3000万ドルを抱えるまでに陥った。 しかも著作権をちらつかして二次創作に対しても締め出したのでファン離れは加速。 (これ鈴木土下座ェ門事件とか、日本にまで余波があった始末。新和はコミケで同人誌に釘刺して回ったそうだし。) ゲームを理解しない経営者どもにTSRとD&Dはボロボロにされたが、 MtGで勃興したWoCが買い取り、D&Dは3rdになる。 経営含めて混沌の後の再生か、現状世界の平和的維持かって天秤やメガテンのようですが、そういうのをTRPGなのに公式側が世界はこうなる運命って押し付けたら、だったらサルバトーレの小説でも読んでりゃいいじゃん、個人創作の英雄様が御都合展開で活躍してれば済む話。その他大勢な冒険者扱いの俺らには関係ねえってなっちまうだろうが。 敷かれた線路の上を走るなら機械相手にやってればいいし、 一周して何故アナログゲームやTRPGオンセが活況なのかといえば、 意思決定に「複数の人間」が関わってるからだと。 小説よりモジュールシナリオの方をヒックマン夫妻には書いて欲しいんだけど。 これも大人の事情で収益だのからしたら普通にはもうないよなあ…。クラウドファンディングでもないと。 だからこそラハシアや元祖レイブンロフトには価値があって、便乗した焼き直しの及ばない高みにある。 (5版レイブンロフトのキャンペーンシナリオなんて、貧乏旅行しながら強い敵に酷い目に遭わされるのを延々やってるだけで、マゾヒスト以外は面白くも何ともないだろう。 力づくでの暴力だのの酷い目に遭う悲惨さと怪異ホラーってのは全く違う。 トラックに轢かれるのが怖いってのとクトゥルフは別だろうに作り手側が理解してない。) 相当に話が逸脱してしまった。 ということで 「参加するPCが創るキャンペーンワールド」の側に私は価値を見出していますので、 世界を構築したいという方を更にお待ち申し上げる次第です。

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