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「いるさっ!ここにひとりな!」 ドーモ、No Name Ninja COBRAデス。CD&D私家翻訳モジュールキャンペーンのDMや、D&D5版で遊んでます。ウェンディーズTRPG「Feast of Legends」私家翻訳やTORG忍殺再現などもやってました。
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PLさんからCD&Dエルフ冒険者の年齢質問をうけた。
D&Dって版によってエルフって睡眠時間の設定が違ったりとか色々と遊ぶ側もある意味で面倒…。

ルルブでは緑箱で平均寿命800才とだけあるんだよね。

で、エルフ用資料集をひっくり返すに、
・寿命600ー800歳(稀に1000才)
・森の中で500才まで暮らしてるものは4ー5レベル位になる
・放浪エルフは20ー30年ほど冒険した後に定住するものと、「1世紀」でも冒険を続けるものがいる。

流石エルフ!単位レベルで違うWと笑ったものの、
で?開始時は?って側の答えはない。

更に眺めるに
・乳離れする幼児期が3歳まで。
・12歳になればほとんど完全に成長した年齢と氏族に見なされる。
とあった。

CD&Dエルフはいうなればオギャーの後、成人(中世の人間寿命だのでの感覚)するまでの成長速度は人間と変わらずに、
その後で差が開く。

んだけど、結局、いくつからなら冒険OKだよ!って明記はない。

じゃあ人間は?というと、GAZ1カラメイコスでは若者は修行の旅にでるトララダラ風習があり、
確か13歳位からも含まれていた記憶がある。
近代の学校制度が普及する以前の就労年齢とかを想像すると江戸時代の丁稚奉公とかは10歳位だし、
現代でも途上国では子供の就労問題とか多いですし、
宮崎駿はナウシカで風の谷の子供が労働単位に含まれてる事を「あたりまえだ」ってインタビューでは言ってたり、
現に松下幸之助は丁稚奉公してた少年期を送ってたので
「何歳から働くのか?」をファンタジー世界で考えると結構に現代日本人が考えるよりも早い年齢だと思われ。 極論ですが一番若いエルフ冒険者という設定ならば13歳とかもDMが許可すればありえるのかもしれません。 私はその辺はPLの感覚に御任せです。厨房エルフのRPとか想像しても大変な気がする。 私はオフセでエルフの老人RPやったくらいで、中二病は遠くなりにけりです。 というか、そもそもD&Dエルフ設定は妖精の民間伝承側でなくて指輪物語影響のせいでこんなことになっており、 ゲームのキャラメイクの度に種族ガーの説明から入られると30年もやってると流石に 「またか!」「めんどくせえええ!」ってなってきたりもします。 CoCとか現代もののTRPGビギナーへの敷居が低いのは、
そういう送り手側のめんどくさい設定を押し付けられて、都度把握してからPCがやっとできるみたいなのがない!って事も大きいと思います。 でもまあ、CD&Dは遊びながらその辺はざっくり理解できる分、他よりも遥かに楽だとは思いますが。 先日、出渕裕に副島成記が http://news.denfaminicogamer.jp/interview/180514 >ドワーフっていったいなんだろう? と思い悩んだりしたことは? って聞いてて「だよね!」って思った。 出渕裕は、あのクソ長いうえに読みづらい指輪物語を既に読んでたって前提ありきだけど、 アメリカ人もベトナム戦争時の指輪物語ブームがなければ、ドワーフといえば白雪姫のアレどまりだったろう。 海外ドラマでD&Dをやるシーンがあって「君はこれからエルフだ!」って言われて、
サンタの手伝いする妖精を思い浮かべるって下りがあったくらいに、エルフのイメージも鬼や河童位にはバラバラなんだよ。 妹の幼児期に学芸会で父母会が河童の話になり「河童って何色だ?」ってので会議が紛糾したことがあるそうだ。 河童ってアニメ以降では緑色イメージだけど、、地方伝承では赤色とか黒もいるからねえ。 てなわけで、ファンタジー系ゲーム、とくにエルフだドワーフだのが衰退してるのは、 まず「イメージ共有の敷居が高い!」って事を送り手側も流石に理解した方がいいと思う。 自分が解ってる事は、他者も解ってるものだと思わない方がいい。

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